▼DCジャックを実装する |
使用するACアダプターの極性に合わせてショートパターンを半田でショートします。 |
◎対応DCジャック一覧 |
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・シンガトロンエンタープライズ
2DC0005D100
・マル信無線電機 MJ-179P / MJ-179PH
・マル信無線電機 MJ-179LR ※ロック式
・共立電子産業 取扱い KD014
・リンクマン 32753PAE
・aitendo 取扱い DC002
他にこれらと同じ形状にφ2.5の品種など |
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●メイン基板との組み合わせは6種類、両面スルホール基板との組み合わせもあります! |
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AB-S 【新発売】 |
AB-MS 【近日発売】 |
AB-MSJ 【近日発売】 |
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AB-2MS 【近日発売】 |
AB-MRS 【近日発売】 |
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AB-3MS 【近日発売】 |
AB-3MRS 【近日発売】 |
AB-S基板の定格電圧・電流は15V・2Aです。(一部300mA制限箇所あり) 但し、DCジャックの定格がAB-S基板の定格を下回る場合はそのDCジャックの数値が定格となります。AB-M/AB-2M/AB-3M基板の定格電圧・電流は15V・300mAです。 |
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[1]各社78シリーズなど(IN-GND-OUTの品種)・・・※2 |
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テキサス LM2940シリーズ(旧ナショセミ) ローム BAシリーズ
ローム BP5293シリーズ(※1) |
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[2] 各社317シリーズ(ADJ-OUT-INの品種) |
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A:出力電圧の変更なし(1.25V)
317固有の出力電圧1.25Vになります。
出力電圧が1.25Vと低いため、LEDは付けられません。(付けても点灯しません)
10mA以上の負荷をかけないと出力電圧が上昇するので、R1(110Ω)を入れますが、出力に常時10mA以上の負荷をかける場合はR1は無くても構いません。
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B:出力電圧を設定する(定番の方法)
基板シルクDのところに抵抗(R)を入れます。(注1)
DのところにRを入れるので保護ダイオ−ドは付けられません。
出力電圧≒1.25×(1+R2/R)
Rは基板のシルクではDとなっています。
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C:出力電圧を上げる(簡易な方法)
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基板シルクR2のところにダイオードを入れて電圧を上げます。
このような方法を下駄を履かせるなどと言います。
317固有の出力電圧1.25Vにダイオードの電圧分がプラスされます。
ツェナーダイオードの場合はツェナー電圧が、小信号用ダイオードの場合はダイードの電圧降下分(約0.6V)がプラスになります。(ショットキーバリアダイオードは約0.2〜0.3Vプラス)
ツェナーダイオードとそれ以外(小信号やショットキーバリア)ではダイオードの取り付け向きが異なります。 |
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出力電圧はおおよそ1.25V+(ツェナーダイオードの電圧) |
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出力電圧はおおよそ1.25V+(ダイオードの電圧降下分) |
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LEDを付けない場合のR1は無負荷時の電圧上昇を防止する為の強制負荷です。(317は負荷が10mA未満だと出力電圧が上昇する)
[3] HOLTEK HT73/HT75シリーズなど(GND-IN-OUTの品種)
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各社79シリーズ
79シリーズはマイナス出力の為、複数個所の極性(+−)の概念が逆になります。
具体的には次の箇所です。
・DC-Jの極性を決めるショートパターン
・LEDの極性
・Dの極性
・C2及びC3の極性
・出力(ダイレクト出力含む)の極性
DCジャックのショートパターン半田付けや部品取り付け、出力側の接続極性には十分ご注意ください。 |
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▼三端子レギュレータ実装時の出力ピン配置と半田ショート方法 |
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ダイレクト出力はDC-Jと直接つながっている為、DC-JにつないぐACアダプターの電圧がそのまま出力されます。例えば、BA033T(3.3.Vの三端子レギュレータ)を使い、5VのACアダプターを接続した場合、出力は3.3Vでダイレクト出力は5Vとなります。(2出力電源となるわけです)
DC-Jを実装しない場合は、ダイレクト出力が入力(+)となり、入力(−)は出力(−)と兼用になります。 |
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