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リレー基板(AB−R)の使い方 KUGADEN
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リレー基板(R基板)はオムロン製などのパワーリレーを実装可能!!
FETを利用して無接点化も可能!


■ 標準使用方法(リレーを実装)

  
【使用部品】
・リレー
 オムロン G5LE又は
 タイコ ORWHPDF
・D
 ダイオード
 1N4002など
・トランジスタ
 2SC1815
・R
 抵抗 

メイン基板からリレー基板への電源供給は、メイン基板の電源ラインとリレー基板の電源の極性を合わせてスズメッキ線でつなぎます。リレー基板の電源の極性は、写真のように○が(+)で□が(−)となります。


 
R(抵抗)は、1/4W標準サイズ品や1/4小型品(1/6W品)を状況に応じて使い分けます。


【注意】 この基板自体のNC・NO・COM(NCとNO間)に流せる電流は概ね5Aまでとなります。5Aより多い電流を流せるリレーを使っても5Aまでです。尚、安全のため、AC100Vの使用は避けてください。(低圧でお使いください。)



<参考使用部品>
リレーON/OFF信号を出すデバイスにC−MOSやAVR・PICを使った場合
  回路電圧5V時 回路電圧12V時
リレー オムロン G5LE-1 DC5
タイコ
ORWH-SH-105H3F,000
オムロン G5LE-1 DC12
タイコ
ORWH-SH-112H3F,000
抵抗 (2SC1815−Y使用時) 4.3KΩ 27KΩ
抵抗 (SC1815−GR使用時) 6.8KΩ 43KΩ
抵抗 (2SC1815−BL使用時) 12KΩ 75KΩ
全ての組み合わせでテストしたわけではありません。
部品を選定するにあたって十分に検証を行ってください。


●ショートパターンの使い方
AB−R基板ウラ
★電源基板(P基板)の使い方はこちら
基板外で行うリレー接点へのマイナス結線を、ショートパターを利用することにより、リレー基板内のパターンで導通させることができます。但し、ショートパターン利用の場合はリレーでON/OFFできる電流は300mAまでとなります。


■ リレー基板(AB−R)単体での使用方法

リレー基板単体で使用する場合は、トランジスタのベースにつながる抵抗(R)をリレー基板内に実装します。抵抗(R)は小型1/4W品または1/6W品がサイズ的に適合します。
その他の部品の実装については、トランジスタは『標準使用方法(リレーを実装)』と変わりませんが、ダイオードは実装位置が異なります。

『リレーON/OFF信号入力』は、『標準使用方法(リレーを実装)』の場合と異なります。
電源は『標準使用方法(リレーを実装)』の場合と同じです。

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※写真は部品実装後(組立後)


■ FETを利用して無接点スイッチにする


〜 FETを利用(基本編) 〜
 
【使用部品】
・FET
 2SK23122SK2956など
 (この2つはON抵抗が低い)
・R1
 0〜数百Ω
・R2
 10〜100KΩ
FET利用の場合は、メイン基板の『電源ライン(+)』とリレー基板の『電源(+)』は接続しません。また、ミゼットヒューズなどで電流制限することも可能です。
この基板自体のNC・NO・[NCとNO間の端子]に流せる電流はリレーの場合と同様で概ね5Aまでとなります。
ウラ面ショートパターンの使い方もリレーの場合と同様です。但し、電流制限付きの場合はショートパターンは使用できません。
※部品を選定するにあたっては十分に検証を行ってください。
 

〜 FETを利用(電流制限付き) 〜

電流制限はミゼットヒューズだけではなく、ポリスイッチ(PTCヒューズ)も利用できます。足のピッチは2.54(2.5)mmと5.08(5.0)mmに対応しています。

●ヒューズクリップ
(株)ターミナル TF011
冨士端子工業 F211(P)
※この2品種に合わせました。

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